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田植え丸く丸く 高山

岐阜県高山市松之木町の「車田くるまだ」で17日、車輪のように丸く稲を植える伝統の田植えが行われた。

 

 車田の田植えは、同県の重要無形民俗文化財に指定されている。昔は伊勢神宮の神供じんく米をつくっていたとされ、全国では同市と新潟県佐渡市の2か所に残っているという。この日は、車田を所有する平野正雄さん(88)ら家族6人が笠かさと法被姿で、約420平方メートルの田に入った。田植え歌が響く中、田の中心部から時計回りに、もち米の苗を約2時間かけて植えた。

 

 平野さんは「孫が後を継いでくれるので心強い。伝統を守っていきたい」と話した。9月中旬に200キロほどが収穫され、一部を地元の神社に奉納する。